こっちが真(まこと)のカツオ!?

 

今年もマナガツオを頂きました。去年と一昨年は豊漁だったんですが今年はまだ当たりがなく、下灘の漁師たちもこの一カ月ほどは伊予灘中を西へ東へとマナガツオを探しつづけておりました。
 
このマナガツオを狙う漁師達は主に鯛なんかを生け捕りにする「ローラごち」という網を使って漁をするんですが、普段鯛を獲る人たちがマナガツオばかり追いかけるのでこの時期は下灘に鯛があまり揚がらなくなります。鯛を確保するのが大変にはなるんですが,それでもマナガツオが獲れ出すと市場全体が画期づきます。なんせ一網で100万とか200万とかの世界なんで、そらもう大変なもんです。
 
ただリスクも大きく、一週間、何んにも獲れないなんてこともザラにあります。そうなると尚更に
いっぱつ当てて取り返そうと思うのが漁師の性なんですね。パチンコと一緒です。このひと月ほどの
不漁をこれからバンバン取り返してほしいです。ほんとに。
 
マナガツオのその名前について、面白い由来があります。本当かどうかは分かりませんが。
 
昔、瀬戸内の漁師はカツオが沢山釣れる太平洋(高知)側のことを羨ましがってたそうなんですが、
負けず嫌いなもんで、「こっちが真(まこと)のカツオじゃわい。」とか言いだして、それが
真(まな)のカツオということになり、マナガツオと呼びだしたそうです。
 
なんかウソっぽいなあ、と僕は思ってるんですが、一応さかなの本に書いてありました。
 
何はともあれ、マナガツオはカツオよりも高級魚として扱われるので、名前負けはしてないかなとは思います。
 
漁師の食卓「勝負の魚・マナガツオ」はこちら
 

 


2013年2月27日